龍口山東漸寺
東漸寺(とうぜんじ)は神奈川県鎌倉市腰越にある日蓮宗の寺院です。
山号は龍口山と号し、本尊は曼荼羅です。龍口寺を守るために千葉県中山の法華経寺から差し向けられたといわれる日東上人が南北朝時代の正平七年(1352年)に開かれたとされmす。江戸時代には、この地に腰越五ヶ町の鎮守諏訪神社と、末社稲荷明神社があり、腰越の中心地として繁栄したと、鎌倉風土記に記されています。日蓮上人の龍ノ口法難の地に建てられた霊場・龍口寺には住職を置かず、近くに八つの寺院を建てて、それらの八つ寺院が順番に龍口寺を守った輪番八ヵ寺の一つでした。輪番制は明治十九年(1886年)龍口寺に住職を置くまで、およそ550年の永い間続けられました。輪番寺はどの寺も山号を龍口山といいます。
妙典寺の門前を左奥に入ると、東漸寺の山門が見えてきます。薬医門形式の山門は、昭和五十五年(1980年)に再建されたものです。この山門を出入りする人々が薬の力を借りずとも長生きできるようにとの祈りを込めてこの形式で建立したといわれています。
龍口寺輪番片瀬八ヶ寺のひとつです。
・龍口山本蓮寺(元大光山本圀寺末)、藤沢市片瀬
・龍口山常立寺(元身延山久遠寺末)、藤沢市片瀬
・龍口山本成寺(元妙厳山本覚寺末)、鎌倉市腰越
・龍口山勧行寺(元経王山妙法華寺末)、鎌倉市腰越
・龍口山妙典寺(元長興山妙本寺末)、鎌倉市腰越
・龍口山東漸寺(元正中山法華経寺末)、鎌倉市腰越
・龍口山本龍寺(元長興山妙本寺末)、鎌倉市腰越
・龍口山法源寺(元正中山法華経寺末)、鎌倉市腰越
※龍口寺は、江戸時代までは選任住職を置かず子院である片瀬腰越八ヶ寺(通称片瀬八ヶ寺)が輪番で維持していたことによる。
山門を入った正面に本堂があります。本堂には、日蓮上人像と釈迦如来像が祀られています。この寺の近くには妙典寺、勧行寺、本成寺、本龍寺があり、輪番八ヵ寺のうち五ヵ寺が集まっています。
Related Posts
No Comments »
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
Leave a comment
You must be logged in to post a comment.