大巧寺
以前は「大行寺」といわれ、源頼朝の祈願所でしたが、ここでの戦評定で大勝したことから「大巧寺(だいぎょうじ)」と改められたそうです。
550年前の室町時代、難産のために死んで霊となり人々を苦しめていた女の霊を当時の住職であった日棟上人が鎮め、安産の神として祀ったことから、安産祈願の寺になったようです。
鎌倉市の小町大路(小路)の日蓮辻説法跡の記念碑から本覚寺方面に向かうと途中に大巧寺の石柱が見えてきます。
本賀寺の仁王門も小町大路に顔を向けていますが、当時は若宮大路に向けて入り口を作ってはいけない規則があったため、小町大路(辻説法通り)に入り口があります。
こちらは横面になります。
産女霊鎮座と書かれているように、安産祈願のお寺として有名で、「おんめさま」と呼ばれているようです。
「おんめさま」と呼ばれるのは、第5世住職の日棟上人が産婦の霊を鎮め、産女霊神として祀ったことに由来します。「おんめさま」は「お産女 (うぶめ)さま」がなまったもののようです。
進んでいくと
お寺の入口に「山門不幸」と書かれた立札が立てられています。
これはそのお寺の住職、その家族などが亡くなった時に掲げられるものです。
一般のお宅の忌中にあたるものと考えていただければいいと思います。いつからこういうことが習慣になったのかはわかりませんが、古式ゆかしい風習です。
こちらが本殿です。
こじんまりとしていますが、回りのお庭はよく手入れがされています。
花の寺としても有名とのことのようです。
こちらは、反対側の若宮大路側の入り口です。こちらが正門のように見えますが裏門です。今では、このように若宮大路に向けて入り口を作ることが可能になったので、新たに作ったのでしょう。地元の人は、駅へ通り抜ける近道として使っているようです。
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